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インタビュー

「内科の各臓器全般に、目配せのできるクリニック」。内科全般のお困りごとは、何でもご相談ください。

日常的な病気から、「何科を受診すれば分からない」といった症状まで、幅広くご相談いただけます。気になるご家族のご様子もご相談ください。「日本内科学会認定 総合内科専門医」の院長が、親身になって診療します。

先代の院長より引き継ぐ想いや理念などはありますか?

「ご家族全体の健康に目配せをすること」を大切にしています。この地域で長く診療していると、開院当初からの患者さまがお歳を重ねられて、息子さんやお孫さんを連れてこられることも。親子3世代それぞれの患者さまと会話するなかで、ご家族全体のご様子が耳に入ってきますので、早期治療につながるケースもあります。

息子さんが受診された際に、ご両親の様子をうかがうこともありますし、反対に患者さまから「最近親の物忘れが多くなって心配…」というご相談をいただいて、「今度、認知症の検査をしてみましょう」とご案内することもあります。

家族構成など患者さまの背景を把握して診療に活かせるのは、当院の強みかと思います。

現在どういう患者さまが多くいらしていますか。

風邪、インフルエンザなどの感染症、高血圧を中心とした糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、花粉症など幅広いご相談に応じています。「どこの病院に行けばわからない」という場合も、総合内科専門医として病気の見極めに尽力いたします。ささいなことと思わず、何でもご相談ください。

患者さんからお話を聞く上で心掛けていることはありますか?

患者さまのお話を、最後までしっかりとお伺いすることを大切にしています。また、ご自身の状態を上手く伝えられない方もいらっしゃいますので、診察では「はい・いいえ」で終わるクローズな質問ではなく、回答の幅が広がるよう会話形式のコミュニケーションを心がけています。

診療においても「一方通行」にならないように心がけています。例えば「風邪」という診断がついて「のどが痛い」という訴えがあっても、のどが腫れていないこともあります。そんなとき、風邪だけに対応しては患者さまの悩みは解消されませんので、「診断」と「困っていること」の両方に気づかいます。お薬に加えて加湿器やマスクによるケアもおすすめするなど、患者さまに寄り添う医療を大切にしています。

予約システムを導入しておりますが、どういった経緯で導入されたのでしょうか?

待ち時間軽減のために導入しました。以前は、受付が集中する時間帯があり、「あと1時間前や後なら空いていたのに」と悔しく思うことがありました。今では、患者さまが空いた時間帯に予約を入れてくださるので、受診時間が均等になり、待ち時間の軽減に役立っていると思います。
また、予約システムは診察のフォローにも活用しています。WEB予約の際には、ご相談事項も一緒にご記入いただいており、それを医院側で確認して「健康診断で指摘された」といった内容なら、診察前にお電話して健康診断の結果をお持ちいただくようにしています。検査が必要と分かっていれば「朝食を抜いて来院ください」とお伝えすることもあります。
このように、少しでもスムーズに受診いただく工夫をしております。

朝8時からの診療は、患者さまのご要望に合わせた対応なのでしょうか?

はい。「出勤前や登校前に受診するため、朝8時から開院してほしい」とのご要望にお応えするかたちで8時開院といたしました。朝の診療は先代院長の時代より続けてきました。出勤前などに受診いただいて、少しでも早く治療できればと思っています。

お薬は院内処方 ですので、薬局ではなく受付でお渡しできます。患者さまや地域の医療ニーズに応じて、今後もより良いクリニックにしていきたいと考えております。

院長は「日本内科学会認定 総合内科専門医 」ですが、どのような医師なのでしょう?

総合内科専門医とは、消化器(胃・腸)、呼吸器(肺・気管支)、循環器(心臓・血管)など、「内科の各臓器全般に、目配せのできる医師」と考えていただければと思います。

「何科を受診したらいいか分からない」という場合や、かぜなど一般的な内科の病気、各臓器別の病気などをトータルに診療いたします。そして患者さまの大きな病気の可能性を見極めて、必要に応じて専門性のある医療機関をご紹介いたします。

当院で対応できることは責任を持って治療し、できないことは連携する病院を手配する「旗振り役」となってサポートいたします。

「総合内科専門医」の資格を取得したきっかけは?

当院には、中学生から大人の方、お年寄りまで幅広い年代の方が来院されます。それぞれ生活スタイルが異なり、悩みも多岐にわたります。そこで、幅広い患者さまの悩みに対応できる「総合内科専門医」の役割が、地域の開業医に求められる医療と合致するのではないかと考えました。臓器別の専門性というよりは、広い領域に対して知見や対応力のあるクリニックとして、この地域の皆さまに貢献していきたいです。